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気相法メタロセン系ポリエチレンをベースに独自の配合技術で製膜され、従来のポリエチレンでは得られないバランスのとれた強度、剛性がこの高機能シリーズの命です。

 

自社で開発したブレンド技術により数種類の原料が、それぞれの役割を果たし高強度のフィルムを可能にしています。
サンワハードプラスは、その配合をさらに確実な物にした多層構成で作られ、各層の機能は多用な用途に対応でき、新しい展開を可能にすることができるフィルムです。その強度、剛性バランス、耐ピンホール性は今までにないレベルに達しています。

特徴:
  • 1. 抜群のフィルム物性強度を持つ
  • 2. 優れた物性バランス
  • 3. ヒートシール性が安定している
  • 4. 薄肉化によりゴミ排出量を削減
  • 5. 薄肉化したことを感じさせない風合い
厚みを薄くしても使いやすくて安心
サンワタフプラス

従来のポリエチレンC4-LLを主原料としたフィルムに比べて10%薄肉化しても衝撃強度(フィルムインパクト)や引裂の強さが向上し、優れた耐破袋性を持ちながら手触りや風合を変えていないので使いやすいのが特徴です。

サンワフリープラス(完全無添加)

添加剤をフリーにしているため内容物に直接触れても移行がありません。食品用途では臭いや味の移行がなく、酸化防止剤が原因となる変色がありません。また低溶出なので医薬、電子部品の包装にも適しています。低温シール性、高シール強度において優れ、内容物の品質維持、乳等省令にも適応できます。

サンワECOパワープラス 近日発売予定

環境保護を一番に考慮しハードプラスの上を行く強度、耐ピン性を持ったフィルムです。

サンワハードプラス

サンワハードプラスは、各層が別々な機能を持つ異なる樹脂を重ね合せた構造で、各層の樹脂も研究を重ねた結果から配合されたものです。その性能は、従来のポリエチレンC4-LLを主原料としたフィルムに比べて25%厚みを薄肉化しても衝撃強度(フィルムインパクト)や引裂きの強さが向上し、特に衝撃強度は大幅に向上し優れた耐ピンホール性、耐破袋性を持ちながら使いやすさと安心感を得たポリエチレンフィルムです。従来のポリエチレンフィルムにはない性能を持ち多様な用途に対して、新しい展開を可能にするフィルムです。

サンワハードプラス 耐熱Type

ハードプラスだから可能にした耐熱性、それはHDPEに匹敵する耐熱性を持ちながら高強度、高ヒートシール強度で100℃以上の殺菌レトルトを可能にします。

物性データ

グレード名 試験方法 C4−LL
(従来のポリエチレン)
C4−LL
(メタセロン30%混入)
サンワタフプラス サンワハードプラス
厚み   0.06 mm 0.06 mm 0.054 mm 0.045 mm
フィルムインパクト
1/2 inch 球
JIS
K7211
380 mJ 420 mJ 420 mJ 1520 mJ
引張破断力 MD JIS
K7127
21 N 23 N 23 N 24 N
TD 21 N 22 N 22 N 22 N
引張破断伸び MD JIS
K7127
780 % 730 % 730 % 670 %
TD 920 % 820 % 850 % 700 %
引裂力 MD JIS
K7128-2
1.0 N 2.1 N 2.2 N 2.3 N
TD 7.2 N 8.5 N 8.5 N 6.7 N


※上記データは、BUR2.0以上で製膜した時の値です

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